傷んでチリチリになった髪はこうして解決!原因とオススメの対処法をご紹介します

髪のケア

傷んでチリチリになってしまった髪の毛は、見た目もちょっぴり不快に感じることが多く、毎日のヘアケア・髪型のセットにも時間を費やす必要がありますよね。

チリチリでダメージの深い髪の毛は、セルフでも対処できる手軽なヘアケアと、美容院にお任せする安心の対処法がいくつも展開されているんです。

まとまりがあり、見た目もつややかでしなやか、真っすぐな髪の毛を取り戻すため、今回は傷みでチリチリになった髪の毛のオススメの対処法をぜひ参考にしてください。

傷んでチリチリになった髪の毛・・・そもそもどんな状態?

いつもとは明らかに違った髪質の変化に気付いても、それが傷みでチリチリになっているのか、一時的な乾燥やパサつきなのか、その判断が難しいケースも少なくないですよね。

美しく健康的な髪質を取り戻すためには、髪の状態に合わせたヘアケアやライフスタイルの対処法を継続していくことが大きなポイントになるもの。

自分自身の髪のトラブルによってどこまでダメージが進み、髪の状態や原因に合わせた対処法を早めに判断するため、ここではチリチリで傷んだ髪の良くある特徴、状態3つを参考にしてみましょう。

【チリチリに傷んだ髪の状態その1】頭の表面で髪がハネている

チリチリに傷んだ髪の典型的な状態は、頭やサイドの髪を観察した際、その表面で細かな髪の毛がはね、まとまりのない髪型になってしまっている時。

女性の髪は、ショート・ミディアム・ロングにかかわらず、誰にでも髪の内部に長い毛と短い毛が存在しているんです。

傷んだチリチリの髪の毛は、先端が細く弱い髪質に変わっていて、見た目がぽわぽわとし、ちょっとブラシを当てたり髪を触ったりするだけでも、折れたり抜けたりしてしまうことがチリチリ髪の判断基準と言えるでしょう。

【チリチリに傷んだ髪の状態その2】切れ毛が目立つ

女性はその髪型にかかわらず、短い髪の毛・長い髪の毛が細かに存在しているとお伝えしましたが、チリチリで傷んだ髪に見られる大きな特徴には、髪の長さとは明らかに不自然で、バランスの取れていない長さの切れ毛が目立った状態。

揺らぎやすくデリケートな女性の髪は、毎日のヘアセットや繰り返しのカラーリング、パーマなどによって毛質がダメージを受け、切れ毛が増えることでチリチリな髪が増えていってしまうのです。

また切れ毛によってチリチリになっている髪の毛は、その部分だけ表面に不自然なパサつき・ボリュームが見られることもあるので、ヘアケア・髪型のセットにも長い時間がかかることもあるんですよ。

【チリチリに傷んだ髪の状態その3】中間から毛先にかけてのチリチリが目立つ

髪は頭皮から生える部分が新しい髪の毛となっているので、この髪質は比較的丈夫で、それなりの太さがあるものです。

髪の毛は頭皮に近い部分よりも、普段からヘアセットやカラーリング、パーマをかける中間・毛先にかけてにダメージが当たりやすく、そのために髪の下半分にチリチリが目立つこともあります。

髪の中間から毛先にかけてのチリチリは、頭の上部分に生えている髪とは明らかに見た目・触った感触・質感や細さにもまるで違った状態があります。

またこのタイプのチリチリな髪の毛は、シャンプー後の濡れている際にやわらかすぎる質感で真っすぐに伸びず、ドライヤーを当てて乾かすとうるおいのないパサパサした状態に変わることも特徴のひとつとなっています。

傷んでチリチリになった髪の原因とは?

チリチリの髪の状態には、意外に気付けなかった特徴別の大きな違いがあるんですね。

ここからは、傷んでチリチリになった髪の原因、その原因に合わせた対処法をまとめてみましたので、今日からのヘアケア・スタイリングに活かしてみてくださいね。

チリチリ髪の原因 原因に応じた対処法
静電気や乾燥した空気など、生活環境によるもの
  • ミストタイプのトリートメントでこまめに髪の保湿をする
  • 静電気や乾燥が起きやすい衣類を避け、室内を加湿する
繰り返しのパーマやカラーリングによるもの
  • パーマやカラーリング剤を見直し、保湿やダメージ修復に特化した商品を使う
刺激の強いシャンプーの使用によるもの
  • ヒアルロン酸、CMC、ラノリン配合のシャンプーやトリートメントは多くの美容師が推奨している

チリチリで傷んだ髪の対処法【セルフケア編】

チリチリで傷んだ髪は、丁寧なセルフケアでも対処できる方法がいくつもあります。

チリチリな髪をそのままにしてしまうと、自分自身のヘアケア・髪型のスタイリングでは対処が難しくなってしまう場合もありますので、早めに次のセルフケアを実践してみてくださいね。

ヘアアイロンを使う際のポイント

髪の毛のチリチリが気になる際でも、毎日のヘアスタイリングにカール・ストレートアイロンは欠かせないアイテムになるものですよね。

カール・ストレートアイロンはチリチリな髪の状態に余計にダメージを与えてしまうのではないかと、心配・不安ンを抱く女性も多いことでしょう。

ですがヘアアイロンは、170℃の高温にセットし、髪に当てる時間を1秒程度と短くする習慣を持っておくと、そこまでのダメージを与えることがないと言われています。

逆に、どんなにヘアアイロンの温度を低く調整していても、5秒以上当ててしまうとチリチリの悪化、チリチリな髪が増えてしまうリスクもありますので、ヘアアイロンの熱とセット力を味方に付けながら、短時間の使用に変えていくようにしましょう。

ブラッシングはブラシを横向きに当てる

女性のヘアケアのルーティンともなるブラッシングは、頭皮に適度な刺激を与えるため、適度に皮脂が分泌されて、チリチリな髪のうるおい補給に役立つと言われています。

ただ、ブラシを真っすぐに当てて髪をとかしてしまうと、チリチリな髪にダメージがかかることもあるので、頭皮に対して縦ではなく、横に流すようにとかすことがポイントになります。

頭皮に向かって横向きにブラッシングする方法は、美容師さんも実践・推奨しているヘアケアのひとつで、横に流すブラッシングによって、

  • チリチリな髪へ摩擦や刺激を与えない
  • 丈夫な髪が表面に出てチリチリ髪をカバーする

というメリットも期待できるんですよ。

オイル配合のトリートメント・スタイリング剤を使う

髪が傷んでチリチリになっているのは、髪の内部にうるおい・栄養が不足し、ちょっとの刺激でも大きなダメージがかかっている状態。

トリートメントやアウトバストリートメント、スタイリング剤にはさまざまなタイプがリリースされていますが、チリチリ髪改善・予防のために、オイル成分が配合された商品を使ってみましょう。

アルガンや椿、アボカドやアーモンドなどのオイル成分は、髪にうるおいと適度な油分、栄養を与え、みずみずしくツヤのある髪質に整えてくれます。

また、アロマやエッセンシャルオイルの香り成分を配合した商品も多数となっているため、チリチリ髪のヘアケアタイムにストレスを感じず、癒しのひとときを過ごせるメリットもありますよ。

チリチリで傷んだ髪の対処法【美容室でできること】

チリチリな傷みのひどい髪の毛の対処法は、お伝えしたセルフのヘアケアだけではなく、美容室でも専門的・本格的なケアを受けることが可能になっています。

女性にとって美容室は、忙しい毎日を過ごす中の気分転換にもなり、新しく新鮮な髪型にセットしてもらえることで、チリチリ髪によるストレスの癒しにも役立つもの。

では、チリチリな髪は美容院でどのようなヘアケアをしてもらうことができるのでしょうか?

ここでは、美容院でできる、チリチリ髪の安心の対処法を集めてみました。

チリチリが目立つ髪をカットしてまとめる

美容院でしてもらうことができる、チリチリ髪の対処法は、パサつきやダメージ、チリチリが目立つ髪を部分的にカットし、もともとの丈夫でツヤのある髪でカバーする方法があります。

この方法は、チリチリが目立つ髪を部分的にカットするため、大幅に髪の長さを変える必要もなく、女性ひとりひとりの自然な魅力を活かしたナチュラルな方法でもあります。

美容院での部分的な髪のカットは、髪の長さを変えたくない人はもちろん、あまり作りこみすぎない髪型を維持したい人にもオススメの対処法となっていますよ。

縮毛矯正によるチリチリ髪の改善・予防

チリチリな髪が髪の毛の全体に目立つ場合は、美容師さんから縮毛矯正を勧められることもあります。

髪のチリチリが気になる女性にはもちろん、うねりやナチュラルなストレートヘアに変えたいと思う女性にもオススメの縮毛矯正は、

  • 髪の毛の栄養となるケラチンを髪の内部に埋め込む
  • 髪のダメージを抑えながら、薬剤とヘアアイロンの高熱によって髪質を改善する

という方法になっているため、比較的早い段階でチリチリが純粋なストレートの髪質に変わっていくことを実感できるようになります。

また、縮毛矯正は、チリチリで傷んだ髪の補正はもちろん、うねりやパサつきのダメージが並行して起こっている髪質も効果的で、技術や機能によっては半永久的な効果を期待することもできます。

トリートメントによるチリチリ髪の集中ケア

ヘアサロンによるチリチリ髪のヘアケアには、しなやかで美しい髪の栄養となる成分をブレンドした、専用のトリートメントが使われます。

髪全体のチリチリや部分的なチリチリ、中間から毛先にかけてのダメージにも、美容院でのトリートメントケアはその状態に合わせたトリートメントをセレクトしてもらえる安心感も。

美容院で採用されている、チリチリ髪予防やケアのトリートメントは、独自研究のもとに誕生した栄養成分をブレンドしていたり、市販・通販などの身近なところでは入手が難しいレアな特徴があります。

セルフケアにてトリートメントを丁寧にしていても、思うように傷んだチリチリの髪が改善できない場合は、もしかすると状態が悪化している可能性も考えられます。

美容院にて採用されているトリートメントは、髪の悩みに応じた成分配合・機能が備わった特性があるので、早めにセルフケアから美容院でのケアの見直しをしてみるようにしましょう。

~おわりに~

女性の髪はその長さにかかわらず、毎日のヘアケア・スタイリングを楽しみながら進めていくことが理想でもありますよね。

傷んでチリチリな髪は、髪だけではなく頭皮環境にも少なからずダメージがある可能性も。

チリチリな髪質から、髪と頭皮環境のSOSサインを決して見逃さないよう、自分の髪と生活習慣、毎日のヘアケアとスタイリングのやり方を見直して、できるところから徐々に改善していってくださいね。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧