【自分の髪質を知る方法】自分の毛質を知って必要なヘアケアを習慣付けよう!

髪のケア

理想的で美しく健康な髪・頭皮環境を叶えるためには、自分の髪質を理解し、必要なヘアケアを習慣付けておくことが重要なポイントになります。

自分の髪質にどんな特徴があるのか、女性の中にはその判断ができない・難しい・そもそもの方法がわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、自分の髪質を知るカンタン・手軽なチェックポイントと、そこから導き出された髪質別に必要なヘアケアをわかりやすく解説!

自身の髪と頭皮環境をゆっくり・じっくり見つめ直しながら、本当に必要なヘアケアメソッドを早めに理解しておきましょうね。

剛毛?それとも猫っ毛?自分の髪質を見極める判断ポイント

自分自身の髪質が剛毛なのか猫っ毛なのかを早めに押さえておくと、似合う髪型や時短でできるヘアスタイリングのアイディア・ヒントが思い浮かびやすくなるものですよね。

ここでは、自分の毛質を判断する、剛毛か猫っ毛なのかの判断ポイントをわかりやすく解説してみたいと思います。

【髪質の見分け方】その1

はじめに、10cmくらいの髪の毛一本の両端を持ちましょう。

次に、持った髪の毛を水平にし、片手を離します。10cm程度の髪の毛1本の両端を持って水平にして、片手を離します。

この際、

  • 髪の毛がほぼまっすぐな状態である⇒剛毛
  • 髪の毛が下側に落ちた場合⇒猫っ毛

という判断になります。

【髪質の見分け方】その2

はじめに、指に髪の毛の一本をくるくると巻き付けてみましょう。

10秒程度の時間を少し置いて、指から髪の毛を外してみましょう。

この際、

  • 髪が真っすぐの状態⇒剛毛
  • 軽くカール、ウェーブがついていたら猫っ毛、クセ毛

の判断が可能になります。

髪質の種類|重要なチェックポイントを押さえておこう

女性の髪質は大きく分けて、

  1. 剛毛
  2. 猫っ毛
  3. 直毛
  4. クセ毛

の4つがあり、その判断ポイントは髪の硬さとやわらかさ、クセの状態から髪質を判断することができます。

ここでは、女性の一般的な紙質4選について、それぞれの特徴と判断のチェックポイントを参考にしてみましょう。

剛毛とは?

女性の髪質のひとつである剛毛は、

  • 髪の量が多い
  • 髪一本一本が太くしなやかでコシがある

という特徴があり、毛質は髪の栄養源となるタンパク質がしっかりと結びついてキューティクルにスキマがない状態のため、女性にとっては理想的で健康的な髪質と言われています。

ですが剛毛は、女性らしいふんわりとした質感に欠け、パーマやカールが付きにくかったり、ときにごわつきや不自然なボリュームでヘアケアに時間がかかるデメリットも。

そのため剛毛は、もともとの健康的な髪質を維持しつつ、ヘアスタインリングがしやすいなめらかさ・しなやかさも一緒に育てていく必要があります。

猫っ毛とは?

軟毛とも呼ばれている猫っ毛は、

  • 毛質が細い
  • 毛質がやわらかい
  • キューティクルが少なくメラニン色素が薄い

などの特徴があるため、女性らしいやわらかでふんわりした魅力的な髪質でもあります。

メラニン色素が薄いことで白髪になりやすかったり、剛毛に比べると美しい髪の根本となるキューティクルが少ないため、ちょっとした刺激や摩擦を受けるだけでも枝毛やダメージが起こりやすい髪質でもあります。

軟毛は女性らしいやわらかな印象が魅力の髪質となっているため、比較的スタイリングがしやすく、髪質一本一本のコシ・ハリを引き出すヘアケアが必要なメソッドになります。

直毛とは?

真っすぐでうねりがなく、ナチュラルな魅力が特徴の直毛は、

  • 髪内部に存在しているタンパク質のバランスが良い
  • 硬い部分、やわらかい部分両方の毛質が存在している

という髪質のことを言い、剛毛と猫っ毛の中間に位置しているため、女性にとって理想的な毛質のひとつと言われています。

ただ直毛は、クセがいっさいないナチュラルな毛質でもあることから、うねりやクセを活かしたヘアスタイリングに時間がかかり、パーマやカールをしても持ちがあまり良くないデメリットも。

そのため直毛は、その真っすぐで豊かな毛質を活かしつつ、ヘアケアを時短で長持ちさせるためのヘアケアが必要なメソッドになるのです。

クセ毛とは?

女性の毛質の4つ目の種類、クセ毛には、

  • 空気の乾燥や湿気によって髪がうねりやすい
  • クセによってさまざまなヘアアレンジが楽しめる
  • カールやパーマが時短でかかりやすい
  • 天然パーマなど遺伝的な要因の毛質のこと

などの特徴があり、外国人女性のような華のある印象が魅力的でもあります。

ただクセ毛は、天候や季節によって毛質が揺らぎやすく、不自然なクセが出てヘアスタイリングがキープできないデメリットもあるため、クセ毛を活かした髪型を維持したり、直毛・剛毛の毛質に徐々に変えていくヘアケアが必要だと言えるでしょう。

【毛質別に解説】理想の髪型・質感に整えるために必要なヘアケアとは?

女性に一般的な4つの髪質は、それぞれに特徴と魅力点、デメリットが大きく変わってくるので、毛質別に必要なヘアケアを習慣付けていくことが髪質本来の魅力を維持しつつ、毛質の改善にアプローチできます。

自分の毛質と必要なヘアケアをさっそく参考にしながら、今日からのヘアケア・スタイリング時間をいっそう有意義に・充実してお過ごしくださいね。

どの髪質にも必要なヘアケア

女性の主な髪質にはそれぞれに必要なヘアケアがありますが、髪質にかかわらずに習慣付けておきたいヘアケアもいくつものメソッドがあるんです。

ここでは、髪質にかかわらずに必要なヘアケアの詳細をわかりやすくまとめてお伝えします。

・シャンプーによる洗浄 髪と頭皮の汚れを洗い流し、清潔な状態に整えておくことが髪質の改善につながるため
・トリートメントによる保湿や栄養の補給 紫外線や摩擦に強い髪質、頭皮環境に育てるために、保湿や栄養補助は欠かせないため
・アウトバストリートメントによる保湿や栄養の補助 髪と頭皮の内部に、理想の髪質を維持するための栄養を保持しておくため
・日傘や帽子、髪専用の日焼け止めスプレーを使った紫外線対策 紫外線ダメージによって髪質が変化することもあるため
・インナーヘアケア カラダの内部から髪に働きかけるインナーヘアケアは、表面的なケアよりも倍の効果が引き出されると言われているため

剛毛に必要なヘアケア

剛毛の硬い髪質をふんわりと仕上げるためには、髪と頭皮にたっぷりの水分を補うことが基本的なヘアケアメソッドになります。

その理由は、剛毛の髪の水分が不足していると、不自然なボリュームが出て髪の毛がまとまらなくなったり、毛質が余計に硬い質感に変わってしまうこともあるため。

剛毛の毎日のヘアケアでは、髪と頭皮の保湿に役立つコラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分がブレンドされたシャンプー・トリートメントを使い、タオルドライ後は水分を多く含むジェル・ミルクタイプのアウトバストリートメントで丁寧に保湿をしましょう。

剛毛な毛質は、紫外線ダメ―ジによってうるおいが不足し、ごわつきや硬い毛質がひどくなってしまうこともあるので、髪専用の日焼け止めスプレーや日傘、帽子などでの紫外線対策を欠かさないことがオススメです。

猫っ毛に必要なヘアケア

水分はそれなりに保持できているものの、髪の弾力とコシを維持するためのタンパク質が不足している猫っ毛。

女性らしいふんわりとした髪質をキープしつつ、ヘアケアはタンパク質を補う方法に着目してみましょう。

猫っ毛に十分なバランスの取れたタンパク質を補う場合は、表面的なヘアケアに合わせて、カラダの内部にもしっかりとこの栄養成分を補うことが大切です。

日頃からタンパク質を多く含む魚や肉類、乳製品や大豆製品などを積極的に摂取し、内側からタンパク質を積極的に補いましょう。

また猫っ毛にハリを与えるスタイリングは、スプレーやムース、ジェルなどの水分と油分のバランスが良い整髪料を使うと、猫っ毛のふんわりさを維持しつつ、髪にコシ・ハリを与えてヘアスタイリングをキープしやすくなります。

直毛に必要なヘアケア

直毛は硬くごわついた髪と、細くもろい髪質がブレンドされているため、硬めの髪をやわらかく、細くもろい髪質には弾力・コシを引き出すヘアケアが必要になります。

直毛はもともと髪の内部に保持されているタンパク質の量が適切なので、シャンプー後はダメージを感じやすい毛先・サイドのみにトリートメントを使い、過剰に保湿し過ぎないよう気を付けてみましょう。

また直毛の毎日のスタイリングは、カールキープ力に優れたミストやジェルなどを使ってから、180℃程度の温度に調整したカールアイロンを3秒程度短く当てると、カールやクセ、ナチュラルなうねりが付きやすく、遊び心のあるヘアスタイリングに仕上がりますよ。

クセ毛に必要なヘアケア

クセ毛はできるだけ真っすぐな髪質に仕上げようと、繰り返し過剰にブロー・ストレートアイロンを当ててしまうことも多いのではないでしょうか?

過剰なブローやストレートアイロンでのケアは、クセ毛にダメージを与えてうねりをひどくしてしまうリスクもあるため、まずはブローやストレートアイロンを使う頻度を見直すところから始めてみましょう。

またクセ毛にオススメのシャンプー・トリートメントは、クセ毛を真っすぐに整えるというコンセプトのもとに誕生した商品を使うと、髪と頭皮の不要な汚れを洗い流しながら、髪質のうねり・不自然なクセが改善されやすくなります。

クセ毛を真っすぐな直毛に仕上げるスタイリングを行う際には、ストレートケア専用のミストやローションを使い、髪をたっぷり保湿してからストレートアイロンを当てたりブローをするようにしましょう。

~おわりに~

把握しているようでも意外に気付けていなかった毛質別の特徴とヘアケアを理解した今、これからは正しく効率的なヘアケアを髪と頭皮に施していくことができそうですね。

女性の髪質はそれぞれに良い・負担に感じる部分がありますが、自分自身の髪質を見つめ直して適切なヘアケアを習慣付けながら、コンプレックスを感じない理想的な髪質を早めに取り戻してくださいね。

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