医療用ウィッグにも抜け毛があるの?原因と手軽な対処法をご紹介します!

ウィッグ

医療用ウィッグは、それなりに長い時間と高額なコストをかけて購入するアイテムですので、使用中やお手入れをしている際に抜け毛が気になると、とても大きなショックと不安を感じてしまいますよね。

医療用ウィッグは一般的なファッションウィッグに比べると、上質な素材・人毛や人工毛を採用して作られているので、抜け毛になるイメージが少ないのですが、実はちょっとしたきっかけでも抜けやすくなることがあるんです。

今回は、医療用ウィッグの抜け毛が気になるときのそもそもの原因、いつも快適に・安心して医療用ウィッグを使うための抜け毛予防・対処法をわかりやすくご紹介していきたいと思います。

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そもそも医療用ウィッグに抜け毛はあるの?

人間の地毛とは違い、細かな技術を活かしてつくられている医療用ウィッグですが、「そもそも抜け毛があるの?」とギモン・不安を感じてしまった女性も多いことでしょう。

上質で長期的に使用できることが大きな強みの医療用ウィッグですが、あくまで消耗品ともなっているため、使用期間が長くなればなるほど、その上質さが失われ、抜け毛が起こってしまうこともめずらしくはありません。

医療用ウィッグの抜け毛は、いつもとは違った違和感のある使用感、スタイリングになってしまうデメリットがあるため、使いはじめたころには見られなかったような抜け毛が気になった場合は、

  • 買い替え時かもしれない
  • いつものお手入れを見なおす必要があるかもしれない

と、意識を改めることがオススメです。

医療用ウィッグの抜け毛|抜けやすいシーン・そもそもの原因は?

続いては、医療用ウィッグが抜けてしまいやすいシーンと、抜け毛が増えてしまうそもそもの原因を参考にして、快適・安心に医療用ウィッグを使うためのきっかけにしてくださいね。

医療用ウィッグが抜けやすいタイミング・シーン【3つ】

医療用ウィッグの抜け毛が起こりやすいタイミング・シーン【3つ】 医療用ウィッグの抜け毛が起こりやすい理由
1.購入直後・初期不良によるもの 医療用ウィッグの初期不良はめったにないものの、製造の工程でなんらかの不備があった場合、購入直後に抜け毛が起こることもある
2.制作時のカットによるもの 医療用ウィッグの制作時のカットにて、アフターケアがおろそかになっている場合は、カットした毛が内部に残り、使用時に抜け落ちてしまうことがある
3.制作後のブラッシングによるもの 医療用ウィッグ完成後は、ブラッシングよりも早めに販売するための時間・コストが優先されやすいと言われている。そのため、そのためウィッグの毛が抜け落ちることが少なくない

※医療用ウィッグの抜け毛が起こりやすいシーンは、製造・販売側になんらかの不備があると考えられるため、実績・信頼度の高いメーカー・専門店からの購入がオススメです◎

医療用ウィッグの抜け毛が起こる原因【6つ】

医療用ウィッグの抜け毛が起こる原因【6つ】 原因についての詳細
1.摩擦によるもの 医療用ウィッグの使用期間が長くなるほど、頭皮との摩擦によって素材が劣化し、抜け毛が増えやすくなる
2.耐久性によるもの 医療用ウィッグは、

  • 人工毛の場合・・・3~4ヶ月程度が買い替えの目安
  • 人毛100%の場合・・・1~2年程度が買い替えの目安

となっているため、毛質に合わせた買い替え時をは会いくしていないと、劣化が進んで抜け毛が増えやすくなる

3.間違ったブラッシングによるもの 医療用ウィッグにこすりつけるようにブラシを当ててしまうと、ブラッシングのたびに摩擦がかかり、抜け毛が増えてしまう
4.汚れによるもの 夏場の医療用ウィッグの使用は、汚れや皮脂、老廃物が付着しやすく、汚れによって毛質が劣化し、抜けやすくなることもある
5.漬け置きの時間が長すぎるため 医療用ウィッグの漬け置き洗いは、人工毛・人毛100%ともに、2~3分程度が目安となっている。それ以上の漬け置き洗いはぬるま湯の熱・水分によってダメージがかかり、抜け毛が起こりやすくなる
6.間違ったシャンプーによるもの 医療用ウィッグの汚れを洗い流すことにばかり気を取られると、自然に手にチカラが入り、摩擦や刺激がかかって毛が抜けやすくなる

※医療用ウィッグの抜け毛が気になる際は、まずは基本的なお手入れ・保管方法を見直し、改善していくことがはじめのステップになりますよ。

医療用ウィッグの抜け毛が気になる…今日からはじめるキホンの対処法【お手入れ編】

医療用ウィッグの抜け毛は、ほんのささいなことでも起こり得ることがわかり、ますます正しい対処法が気になりますよね。

ここではさっそく、医療用ウィッグの抜け毛の原因に合わせた、キホンのお手入れ方法をお伝えしていきます。

抜け毛を防ぐブラッシングのコツ

医療用ウィッグの抜け毛の大きな原因が、間違ったブラッシングに気付けずにいるということ。

医療用ウィッグのブラッシングは、洗浄前や着用前、着用後など、その頻度は比較的多めになっているので、できるだけ摩擦を与えない、丁寧でやさしいブラッシングを心がけてみましょう。

医療用ウィッグのブラッシングには、豚や馬の毛を使った素材がやわらかなブラシを選ぶと、自身の頭皮・髪のセットにも使えて、必要以上に医療用ウィッグに摩擦を与えてしまう心配がなくなります

シャンプー時のコツ

医療用ウィッグは、週に1~2回程度のシャンプー回数がベストな頻度と言われています。

過剰にシャンプーをしてしまうと、その分医療用ウィッグのかかる摩擦が大きくなるため、今までのお手入れの回数を見なおすところからはじめてみましょう。

医療用ウィッグのシャンプー時は、決して爪を立てずに指の腹を使って、泡を揉みこむようにしながら流すことがポイントです。

またシャンプーやトリートメントのすすぎ残しは、医療用ウィッグの抜け毛はもちろん、絡まりによってスタイリングがスムーズにならないリスクがあるため、2分以上の時間をかけて洗い流すことがオススメです。

医療用ウィッグには、シャンプー・トリートメントをした後に使う専用のアウトバストリートメントも販売されているため、このようなアイテムを活用することで、医療用ウィッグがうるおいでコーディングされ、抜け毛や絡まりなどのトラブル防止に一役買ってくれます。

タオルで包んでドライヤーを当てる

医療用ウィッグのシャンプー・トリートメント後に欠かせないヘアケア、ドライヤーを使う際には、タオルでウィッグをくるんで当てるようにすると、商品の劣化はもちろん、ウィッグの毛が傷みにくくなるメリットがあります。

そもそもドライヤーは、人の地毛にも少なからずダメージがかかり、医療用ウィッグに当てると熱によって内部が傷んで、抜け毛や色抜けなどのトラブルが起こりやすくなります。

ただ、医療用ウィッグを自然乾燥するのは、手間も時間も衛生面での心配もありますので、ドライヤーは欠かさずに使い、タオルで包み込んだ状態で乾かすようにしましょう。

医療用ウィッグをタオルで包み込み、ドライヤーを当てる方法は、この方法を取らないよりも乾きが早く、ドライヤーの熱によるダメージを最小限に抑えられるメリットがありますよ。

スペアの医療用ウィッグを用意しておく

医療用ウィッグは、ささいなきっかけでも抜け毛が増えてしまうことがあるので、使用期間がそれなりに長くなった場合には、念のためのスペアの医療用ウィッグを用意しておくことがオススメです。

医療用ウィッグは、一般的なファッションウィッグと同じように、頭皮・髪の気になる部分をナチュラルにカバーする部分用ウィッグなどもラインナップされているので、常備をしておくと万が一の際にも慌てることなく対処でき、安心ですよ。

医療用ウィッグの抜け毛が気になるならこんな対処法も【相談編】

医療用ウィッグの抜け毛が気になってしまっても、セルフで手軽に・時短でできるお手入れ法がたくさんあるので、今までよりも少しは気持ちがラクになれたのではないでしょうか?

医療用ウィッグの抜け毛が気になる際には、セルフでできるお手入れ方法に合わせて、次のような専門家・購入店への相談をしてみることもオススメです。

医療用ウィッグの抜け毛が気になるときの、相談についての対処法をさっそく参考にしてみましょう。

医療用ウィッグを購入した店舗へ問い合わせしてみる

医療用ウィッグの抜け毛が気になる際、自身でお手入れをしていても、その方法が正しいのか間違っているのか、見極めが難しく感じることもあるのではないでしょうか?

医療用ウィッグの抜け毛は、適切な対策・予防策を取ってこそ、購入したてのような上質さを取り戻せる可能性もあるため、購入した店舗へ問い合わせをしてみるようにしましょう。

医療用ウィッグ販売の専門店では、購入時のカウンセリングや相談の他にも、購入・使用後のアフターサービス・メンテナンスのサポートサービスを展開していることが一般的。

そのため、医療用ウィッグを購入した店舗に、抜け毛がひどくなってきたことなどの状態を細かに伝え、適切なアドバイスをもらうようにしましょう。

医療用ウィッグの抜け毛は、決してめずらしいトラブルではないため、購入した専門店のスタッフ・担当者も、よりわかりやすく確実な予防策・対処法をアドバイスしてくれるはずです。

使用期間を見直して保証制度を利用してみよう

医療用ウィッグには、購入の専門店によって、使用後でもメンテナンス・取り換えなどの保証制度を展開しているところが多くあります。

そのため、今使っている抜け毛が気になりはじめた医療用ウィッグの、これまでの使用期間を見直してみましょう。

医療用ウィッグの使用期間がまだ短かったり、あくまで製品に原因がある場合の抜け毛は、購入店による保証制度を受けられ、余計なコストがかかる心配もなくなります。

また医療用ウィッグを購入した際の納品書や商品説明のパンフレット、オフィシャルサイトなどには、保証制度についての記載・掲載がされていることも多いため、これらの情報を再確認してみましょう。

~おわりに~

医療用ウィッグは、自分自身の髪と同じように、毎日丁寧に、いたわるようなケアをしてあげることが抜け毛予防の基本になります。

どんな女性にとっても深刻な頭皮と髪のトラブル・悩みを、華やかに快適に変えてくれる医療用ウィッグですので、今までのケアや保管方法を見直して、楽しみながら活用してくださいね。

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