【夜に行うとよい髪のケア】美髪と健やかな頭皮は夜のヘアケアが肝心!
出掛ける準備などで慌ただしい朝に比べると、夜は眠るまでの余暇を使って丁寧なヘアケアができるので、夜に必要な髪のケアを早めにチェックしておきたいですよね。
一日の活動を終えた夜の髪・頭皮環境は、朝に比べるとそのコンディションに顕著な変化が目に見えやすい時。
翌朝に、まとまりのある美髪と健やかな頭皮環境だと実感することができるよう、ここでは夜に必要な髪のケアのキホンと、応用のスぺシャルなヘアケアについてご紹介したいと思います。
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【夜に行うとよい髪のケア】そもそも夜の髪・頭皮はどんな状態?
朝とは違った夜の髪・頭皮の状態を理解し、それを把握しておくと、自然に夜に必要なヘアケアの見極め・判断ができるようになり、眠るまでの余暇を充実したヘアケアタイムに変えていくことができます。
さっそく、夜の髪の朝とは違った状態と、翌朝の美髪・健やかな頭皮環境を実感するために必要なヘアケアについて参考にしてみましょう。
夜の髪・頭皮は朝よりも汚れが付着している
カラダやココロと同じように、髪や頭皮にも細胞や機能があるため、1日の終わりには活動した分の汚れが付着した状態になっているんです。
春の場合はホコリや花粉が頭皮・髪の内部にも付着していたり、真夏や初秋などの暑い季節は、頭皮の毛穴から分泌された皮脂による汚れが蓄積した状態。
また季節にかかわらず、女性の毎日の朝のヘアケアにはスタイリング剤を使うことが一般的になっているため、その汚れも夜になると蓄積した状態になっています。
健やかな頭皮環境と美髪を維持するためには、夜の内に髪・頭皮の内部に溜まったままの汚れを洗浄し、清潔な状態に整えておくことが条件。
一見キレイに見える髪でも、夜は必ずといっていいほど目に見えない汚れが付着しているので、洗浄のためのシャンプーは毎日欠かさないようにしましょう。
夜の髪は朝に比べるとボリュームダウンしている
湿気やエアコンの使用、気温の急激な変化など、一日中厳しい環境にさらされている髪と頭皮。
朝にはふんわりしていた髪型も、時間の経過とともに皮脂分泌・汚れが付着した状態になるため、夜の髪はぺたんこな状態でしっとりし過ぎ、ボリュームダウンしていることも多くあります。
髪がしっとりし過ぎていて朝よりもボリュームダウンしているのは、一日の活動でハリ・コシに導く栄養が不足していることが大きな原因。
そのため夜には、髪にたっぷりの栄養を与え、補うヘアケアもシャンプーによる洗浄と同じように大切なメソッドになっているんですよ。
夜の髪・頭皮は朝よりも乾燥している
朝にトリートメントやスタイリング剤を使っても、紫外線ダメージや空気の乾燥、長時間のエアコンの使用などにより、夜の髪・頭皮は朝よりもうるおい・油分が不足していて、パサパサな質感に変わっています。
夜になると、カラダやココロと同じように、髪と頭皮も栄養が不足・減少した状態になっているため、夜にはうるおいや適度な油分、たっぷりの栄養を補うヘアケアが必須のメソッドになりますよ。
【夜に行うとよい髪のケア】キホンのヘアケアメソッドを参考にしてみよう
夜に行うとよい髪・頭皮の基本的なヘアケアは、わかっているようでも意外に見落としている部分があるかもしれません。
夜に行うべき大切なキホンのヘアケアを見直し、復習する意味でも詳細をじっくりと参考にしてみてくださいね◎
ブラッシングをする
シャンプーの前にブラッシングをするヘアケアは、夜に忘れずにしておきたいメソッド。
夜のシャンプー前に丁寧にブラッシングをしておくと、髪の絡まりをほどき、汚れを払い落とすことができるため、シャンプーの泡立ちが良くなり、シャンプー時間の時短にもつながります。
シャンプーとトリートメント
髪や頭皮の内側に蓄積した汚れは、ブラッシングだけでは払い落とすことが難しいと言われています。
汚れた状態の髪・頭皮をそのままにしてしまうと、雑菌の繁殖からかゆみ、赤み、フケなどのトラブルにつながってしまうことがあるため、シャンプーで洗浄する習慣は忘れずに身に着けておきましょう。
シャンプーをした後は、毛先を中心にトリートメントを塗布し、5~10程度放置して、2分程度の時間をかけて丁寧に洗い流しましょう。
トリートメントは地肌に多く塗布してしまうと、毛穴つまりの原因になることがあるため、少量をサラッと馴染ませる程度がベストですよ。
タオルドライからのドライヤー
シャンプー・トリートメントを終えたら、できるだけ早めにタオルドライをしてドライヤーを使い、髪を乾燥させるようにしましょう。
髪と頭皮が濡れた時間が長くなるほど、かゆみや雑菌繁殖、キューティクルが開いて栄養が逃げ出してしまうため、早めの乾燥がオススメです。
夜の髪・頭皮の状態を鏡で確認した際、いつもよりも乾燥が気になる場合は、タオルドライをした状態で10cm程度ドライヤーを離し、低温の熱を当てて乾かすとダメージの軽減・キューティクルにうるおいを与えて閉じ込めることができます。
ドライヤーとブラシを使ってブローをする
髪と頭皮をドライヤーで乾かしたら、次は再度ブラッシングをして丁寧にブローをしましょう。
このメソッドを習慣付けているだけでも、髪と頭皮に必要な栄養を内側に閉じ込め、うねりのないまとまりのある美髪に仕上がります。
ドライヤーを使ってブローをする際には、やわらかめの質感が特徴の馬や豚の毛を使った、毛量の多いブラシを当てるとよりまとまりやすくなり、ツヤも引き出すことができますよ。
【夜に行うとよい髪のケア】スペシャルケアで髪と頭皮環境の底上げを
夜にしておくとよいキホンのヘアケアに合わせて、リラクゼーションタイムとなる夜の時間を有効活用しながら実践できる、オススメのスペシャルケアをご紹介。
髪と頭皮のコンディションを底上げできる夜の応用のヘアケアを、今日からさっそく実践してみてくださいね。
シャンプー時やタオルドライ後の頭皮マッサージ
夜にしておくとよいスペシャルなヘアケア、頭皮マッサージは、凝り固まった頭皮をやわらかくし、血行を促進しながら頭皮の冷え、栄養のめぐりの悪さを改善する効果が期待できます。
頭皮マッサージは、夜のシャンプー時・タオルドライ後などいつでも手軽に実践できますが、爪を立ててしまうと頭皮のダメージ・髪への摩擦から乾燥につながるおそれがあるので、指の腹を使ってリズミカルにマッサージするよう、心がけてみましょう。
また頭皮マッサージには、専用のブラシなどもラインナップされているため、時短で確実な頭皮マッサージをしたい際には、このようなアイテムにも注目しておくことがオススメ・便利ですよ◎
夜にしておくとよいスタイリング
朝はいつも慌ただしく、ヘアケアやスタイリングに長い時間をかけられない女性にもオススメなのが、夜のうちに軽めのスタインリングをしておくということ。
- 翌朝のヘアスタイルをストレートヘアに仕上げたい場合:ストレートアイロンで髪を伸ばしておく
- 翌朝のヘアスタイルをふんわりナチュラルに、カールヘアに仕上げたいとき:カールアイロンで緩めにボリュームを付けておく
という、翌朝になりたいヘアスタイルを夜に準備・整えておくことで、朝の髪のお手入れ・スタイリングにかかる時間を短縮することができます。
夜は活動して疲労が溜まった頭皮や髪を休ませる時間でもあるので、ストレートアイロンやカールアイロンを使う際には、15秒以上同じ部分に当てないことがポイント。
また、ストレートアイロンやカールアイロンを夜に使用する際には、
- 猫っ毛で髪質がやわらかい場合:150~160度くらいに調整する
- 髪の毛が硬めでごわつきやすい場合:170度程度に調整する
ようにすると、髪の毛と頭皮へのダメージを最小限に抑えることができます。
ストレートアイロンやカールアイロンの熱は、正しい使い方を心がけるとキューティクルに栄養を与えてキュッと引き締めることができるので、夜から翌朝にかけてベストな美髪コンディションを維持できるでしょう。
シャンプー時の泡パック
シャンプー時の頭皮マッサージと合わせて習慣付けておきたい夜のスペシャルなヘアケアは、シャンプーによる泡パックもオススメです。
シャンプーの泡を髪・頭皮全体に馴染ませ、1分程度そのままにしておくと、頭皮と髪の奥深くに付着した汚れを吸着し、トリートメントのフィット力・浸透力を高めてくれます。
今トレンドになっているオールインワンシャンプーなどを使っている際も、トリートメントが必要でない分、泡パックでじっくり髪・頭皮に栄養を補うスペシャルケアが美髪と健やかな頭皮環境に整える秘訣になりますよ。
アウトバストリートメントでたっぷりの栄養を補う
夜は朝よりも頭皮と髪の栄養が不足・減少したタイミングになるため、うるおい・油分・栄養をバランス良く補える、アウトバストリートメントをタオルドライ後に使用してみましょう。
さまざまなバリエーションがあるアウトバストリートメントは、
- 髪と頭皮のダメージが深刻な場合:保水、保湿力に優れたオイルタイプがオススメ
- 髪のべたつき、頭皮からの過剰な皮脂分泌が気になる場合:みずみずしく収れん作用のあるジェルタイプがオススメ
- 頭皮と髪のゆらぎ、デリケートさが気になる場合:無添加や低刺激処方の商品が多いミルクタイプがオススメ
となっていますので、夜の髪と頭皮の状態を鏡でじっくりチェックして、状態に合わせたアウトバストリートメントを常備しておくようにしましょう。
また、アウトバストリートメントは、好みの香りを使うことも、髪・頭皮はもちろん、ココロの疲れも癒し、リラックスできるメリットがありますよ。
~おわりに~
夜に行うとよい髪のケアは、一日のうちでもっともリラックスできるタイミングでのお手入れにもなるので、習慣にしやすいところも嬉しく感じるのではないでしょうか♪
理想の美髪と健やかな頭皮環境は夜につくられるといっても過言ではないので、ゆったりくつろぎながら、夜の癒しのヘアケアタイムを過ごしてくださいね。
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